リフォーム会社にはそれぞれの立ち位置があります

ピラミッド

こんにちは、今回は「リフォーム会社にはそれぞれの立ち位置があります」について、リフォーム業界に30年以上携わっているリフォーム総研:研究員が解説します。


良いリフォーム会社:立ち位置ってご存じですか?「立ち位置」はとても重要です。

リフォーム会社の規模は大企業から数人で営んでいる少数精鋭の会社まで数多く有り、業態も様々で玉石混交の様相を呈しています。

当研究所では良いリフォーム会社を選ぶ際、会社規模も含めた「立ち位置」を確認する事が重要と考えます。

大手資本のリフォーム会社は安心感が有るけど少し割高と思われる方も多いでしょうし、名もない中小企業のリフォーム会社には不安に思われる方が多いでしょう。

「立ち位置」と言われてもピンと来ない方が大半だと思いますが、建設業は典型的な「重層下請構造」と言われており、リフォーム業界も例外ではありません。

以下、少し長くなりますが重層下請構造について解説するとともに、良いリフォーム会社を選ぶ方針に触れたいと思います。

国土交通省も様々な取組をしていますが根本的には改善されていないのが事実です。

重層下請構造の改善に向けた 取組について – 国土交通省

 

この記事を読めば「良いリフォーム会社」の選び方が変わると思います。

リフォーム業界に30年以上在籍する当研究員が過去の実例を基に検証しました。


下の図は以前書いた記事「良いリフォーム会社の選び方【それぞれの特徴】をお教えします。」を当てはめたものです。

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順番に解説します。

良いリフォーム会社の立ち位置

 

Aグループ

図でもおわかりの様に元請以外しない事業者です。

売主(大手デベロッパーやハウスメーカー)系列会社、電力ガス系列会社、家電量販店、ホームセンターなどで大手資本がほとんどで社会的信頼度が高いと言えるでしょう。資材の大量仕入れや下請会社への大量発注によるコストメリットを活かして低価格で展開している会社も数多くあります。

品質・安全管理の専従スタッフが各工事現場を巡回パトロールして品質・安全面を徹底的にチェックし、高品質を実現している会社も有ります。

物件規模や内容によりBグループ・Cグループに発注します。

 

Bグループ 

設計事務所、大手工務店、大手リフォーム専門会社などです。

Aグループの下請けとなる事も有りますが、自らが元請けとなる事も有ります。Aグループのようにスケールメリットが活かせない分、販管費などが少なく済むのでノウハウを吸収して会社規模は違ってもAグループと遜色ない会社も数多く存在します。

内装業者・電気工事業者・設備工事業者などに発注して工事を進めます。

 

Cグループ 

中小工務店、中小リフォーム専門会社、住設メーカー加盟店などですが、中小工務店、中小リフォーム専門会社などはA・Bグループの下請けとなる事もありますが、自らが元請けとなる事も有ります。一概には言えませんが事業規模・売上も少なく、経営的に安定している会社もありますが不安定な会社もあります。会社数的にはBグループとDグループの中間ぐらいでしょう。

直接専門業者に発注して工事を進めます。

 

Dグループ 

専門業者で、何人か雇用している法人も有れば、1人親方と呼ばれる個人事業主もいます。

「外壁塗装」「屋根葺替え」「水栓交換」など、単独工事を請負う事は得意ですが、複合的なリフォームには不向きな業者の方が多いでしょう。

一概には言えませんが事業規模・売上も少なく、経営的に不安定な会社が多いのは致し方ないのかも知れません。

 

まとめ

ピラミッドの上層に位置するAグループが一見高価格に見えますが、年間を通し安定して工事を受注する事ができるなど、スケールメリットを活かして(量をこなして)低価格を実現している会社は数多くあり、オリジナル戦略で事業展開している会社もあります。

また、BグループもAグループの下請けになる事により、広告宣伝費などの販管費を抑える事ができたりAグループから年間を通し安定して工事を受注する事ができて、経営を安定させている会社は少なくありません。

結果としてAグループ・Bグループでも適正な価格で高品質なリフォームを実現しているわけです。

「良いリフォーム会社」と一口に言っても尺度は様々で社会的信頼度・安心感・ブランドを最重要視する方はAグループに発注すれば良いですし、価格と社会的信頼度のバランスを重要視する方はBグループに、そして価格最重視であればC・Dグループに発注すれば良いのですが、どの会社がどのグループに属しているのか見た目では判断ができないことが多いのは確かです。

確認方法の一つとしてそれぞれの会社のホームページを確認する事をおすすめします。今のご時世で会社のホームページが無い会社・有ったとしても如何にも素人が作成している会社、更新が1年以上していない会社は様々な意味で余裕が無いと判断できます。また、直接その会社で打合せをする事も会社を知る上で様々な発見が有り大きなヒントになると思います。

当研究員は中小リフォーム会社から大手リフォーム会社⇒大手デベロッパー系リフォーム会社までA・B・Cグループの3層で勤務していたので、それぞれの特徴は熟知しているつもりです。

当研究室の結論は安心感・信用度を重視してA・Bグループをおすすめします。


30年以上リフォーム業界を見てきた中で「リフォーム会社にはそれぞれの立ち位置があります」に関する記述は以上ですが、これらのことを踏まえてリフォーム会社を1人で探すのは時間的にも労力的にも非常に難しいと思います。

当研究室では、適正価格を判断するために比較サイトなどで複数会社の見積書を取得するのが近道と考えます。

また、機器の交換だけなら「工事費込み」が絶対お得です。

比較サイト・定額制に関する記事は下記を参照ください↓

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最後までお読みくださりありがとうございました。宜しければ他の記事にも目を通して頂ければ幸いです。

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