おしゃれリビングとは【ウィズコロナ時代のリビ充】

夜のリビング

こんにちは、今回は「おしゃれリビングとは=ウィズコロナ時代のリビ充」について、リフォーム業界に30年以上携わっているリフォーム総研:研究員が解説します。


おしゃれで快適なリビング憧れますよね!

この記事では、アイディア次第でどんな「おしゃれリビング」が可能かを書いて行きます。

リフォーム業界に30年関わって来た筆者が実体験や施工画像も交えつつ検証して行きたいと思います。

記事を読み終えた時にはきっと新たなアイディアが浮かんで来るはずです。


おしゃれリビングとは

メインLDK(昼)

リビ充

2020年ウィズコロナ時代、家族全員のおうち時間が増えた事に伴いリビングの滞在時間も大幅に増加し「リビ充」が再注目されています。

少し前まで、リビングは「一緒にテレビを観る」「家族で一緒に食事する」家族団欒・寛ぎの場所でした。

近年ではスマホ・タブレット等の普及により、お父さんはPCやタブレットで仕事、お母さんは近くでTVを観たりヨガをしたり、お子さんはスマホゲームをするなど、家族が一緒にリビングに滞在して互いの気配を感じながら自由に過ごす多機能空間へ変化しています。

「リビ充」はリビングの広さがカギとなります。現在のリビングが狭ければ隣の部屋と合せて1部屋にして広さを確保する「ニコイチ」が可能であれば大きな選択肢となるでしょう。

ニコイチは無理でも壁面収納を設ければ部屋を広く使えるようにするだけでなく、片付けが簡単でキレイな状態をキープしやすくする事も可能です。

また、カウンターを設けてワークスペースにするなどアイディア次第で現状のリビングをフル活用する事は充分可能です。

リフォームを経験した方なら御存じかと思いますが、内装を替えただけでも部屋の印象や雰囲気が大きく変わります。

「ウィズコロナ時代のリビ充」を考える上で内装の役割も大きいと考えられます。

以前「家庭内のコロナ対策・リフォーム【エコ建材】」の記事でエコ建材にクローズアップしましたが、今回は視野を広げて内装材の特徴をまとめてみたいと思います。

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COVID-19

内装材(床)

リビング

・フローリング

現在のリビング床仕上げの定番と言って良いと思います。

・無垢フローリング:全て同じ木材で加工したもの
・挽き板フローリング(複合):2mm程度の挽き板と合板をプレス加工したもの
・突き板フローリング(複合):0.3mm~1mm程度の突き板と合板をプレス加工したもの
・シートフローリング:オレフィンなどの樹脂に木目模様をプリントしたシートと合板をプレス加工したもの
・パーケットフローリング:木片を寄せ集めて作られたフローリング

シートフローリングは近年の新築マンション・建売住宅などで多く採用されています。すり傷に強い、汚れが落ちやすい、ワックスフリーなどが大きな特徴です。

また、遮音性能に厳しいマンションなどで用いられる裏にクッション材を貼った直貼りフローリング(複合のみ?)もあります。

・カーペット

何と言っても柔らかな足触りが大きな特徴で、遮音性にも優れており遮音性に厳しいマンションでは多く採用されます。暖かくて足腰にも優しく滑りにくいと云う特性を活かして介護リフォームなどで用いる場合もあります。

・塩ビ系床材

塩ビタイル・クッションフロアなど水回りで多用されます。耐水性と掃除のしやすさは大きなメリットですがリビングで用いるのは賃貸住宅ぐらいかもしれません。

・石・タイル

玄関などで多く用いられますが、リビングのテーブル下などのアクセントとして貼る場合も有ります。やはり高級感が演出できます。

・畳

カーペット同様、寝転んでも良いし藺草(いぐさ)の香り=日本人ならではの落着きは何とも言えません。

和室とリビングが隣り合わせのお宅だと、普段はリビングと和室の戸襖を開放している家庭は多いですよね。

和室が無くても置敷きタイプのユニット畳が人気です。

国産い草9枚(約4.5帖)で¥35,820なら、気の利いたラグだとそれ以上しますから一考の価値ありですね。

国産い草 ユニット畳『あぐら』

 

内装材(壁)

昼間のリビング

・クロス(壁紙)

ビニールクロス(塩化ビニル樹脂系壁紙)が全体の9割を占め、注文住宅以外の殆どの新築住宅で使用されていると言っても良いでしょう。

普通紙、難燃紙、無機質紙、織布などの裏打ち層⇒凹凸のあるエンボス加工を施した塩化ビニール樹脂層⇒様々な模様のプリント層と重層構造になっていて貼替える場合は裏打ち層を残して貼替えます。

機能性クロスには表層にコーティングを施したものも有ります。

安価・高耐久な上、ビニールなので汚れを拭き取りやすい・水も通さないなどの特性と、色柄デザインが豊富でコーディネート性に優れています。

その他にも、紙・織物・無機質系・オレフィンなどのビニールクロスには無い風合い・機能性を持ったクロスも有ります。

画像の正面部分はアクセントで貼ったビニールクロスです。

・塗装

近年では減って来ましたがエコ重視の方は「自然塗料」を好まれます。現状が塗装(水性塗料)の場合は手間が掛かりませんが、ビニールクロスから塗装にする場合は注意(費用)が必要な場合が多いです。

・塗り壁

漆喰・珪藻土・プラスター(石膏)、砂、土(京壁)など左官屋さんが鏝(コテ)で塗る仕上げです。調湿・耐火・断熱・防音等に優れた特性を持ちます。

塗り方(鏝の使い方)次第で様々なテクスチャー(模様)・印象を表現できます。

・木質系

昭和の頃には化粧合板・プリント合板が多用されましたが最近では少なくなり、羽目板・ウッドタイルなどが主流です。

針葉樹合板・OSB合板などを下地と仕上げを兼ねたリフォームも見掛けます。ワイルド感とコストパフォーマンスが高い事から店舗等でも見掛ける事が多いです。

木質系は他の内装材に比べて木目や風合いのナチュラル感を得られる事が大きく調湿・保温・吸音性などの機能性も有ります。

高級感と機能性を求めるなら無垢桧などの羽目板、ナチュラルな雰囲気を求めるなら化粧合板、コスト重視なら針葉樹合板・OSB合板仕上げでしょうか。

OSB合板(例)

針葉樹合板(例)

・石材・タイル

水回りだけではなくアクセント的に石材やタイルを貼る事も多いです。重厚感は他の内装材と比較にならず無機質なインテリアを好む方にはおすすめです。

・エコカラット

質感が石材やタイルと異なり、調湿効果も有るので敢えて分けました。最近は厚み・テクスチャーも増えて日本を代表するエコ建材と言って良いでしょう。

・パネル材

リブ材と言われるものが多いのですが、木質系から無機質系、曲面加工の可能なものまでバリエーションが多く、商業施設・店舗などで用いる事が多いものの、住宅で使用すると趣の有る空間を演出出来ます。

サカイリブ納品事例

・組み合わせ

広範囲のベースはクロス・塗装などで仕上げて、1面だけ・腰下だけ・アクセントで・石・タイル・エコカラット・木質系などで仕上げる事は多いです。やはり変化が付きますしアクセント効果で部屋が引締まります。

内装材(天井)

折上げ天井リビング

・ビニールクロス

壁面で説明しましたので詳細は割愛しますが、天井・壁面ともに木質柄のクロスを貼ってロッジ風に見せるなど一工夫すると印象が大きく変わります。

・塗装

塗装も壁面で説明しましたので詳細は割愛しますが、壁面が塗装の場合ほぼ100%天井も塗装で仕上げます。

・木質系

和室の天井は今でも木質系で仕上げる事が多いですが、和室に関しては後で詳しく書くつもりです。

リビングで用いる際は、アジアンテイスト・バリテイストに仕上げる場合などで木質系を用いると雰囲気が演出されます。

バリ アグン ヴィレッジ 引用:HIS

その他

ガラスドアを閉めたリビングガラスを開放したリビング

・壁面収納

冒頭でも書きましたが、壁面収納を設ければ部屋を広く使えるようにするだけでなく、片付けが簡単でキレイな状態をキープしやすくするメリットが得られます。壁面全面を収納にする場合と腰高約80cm程度ぐらいのローボード・テレビボードと呼ばれるタイプもあります。リビングの使い方・見せ方によって様々な設置が可能です。

・ガラス引き戸(間仕切り)

アルミフレームの全面ガラスタイプが主流です。ガラスですから互いに丸見えですが、例えば奥さん・お子さんはテレビを観て寛ぎ、お父さんはノートパソコンやタブレットなどで仕事をする、電話をするなど必要に応じて開閉すると云うライフスタイルが増えています。

上の画像は左奥の部分がガラス間仕切りになっており閉じた状態と開いた状態を同じアングルから撮影したものです。

・ミラー貼り

壁面にミラーを貼ることで奥行が広く見える効果や高級感が得られます。クリアミラーと呼ばれる通常のミラーだけでなく様々なカラーのミラーも有りますので「どう見せたいか」によって選択できます。

・折上げ天井・下がり天井

リフォームの自由度が低いと言われるマンションでも高低差の少ない折上げ天井を設けたり、下がり天井部分に間接照明を設ける、ミラーを貼って奥行を広く見せるなどの演出は可能です。

上の見出しの内装材(天井)の下に貼った画像は折上げ天井の実例です。

・間接照明

照明に関しては別記事で書きますので詳細は書きませんが、高級感を演出する効果は高いです。近年ではLEDテープライトなども出回り、色の変化を楽しむ事も可能です。

下の画像は間接照明をふんだんに使った例です。

間接照明


30年以上リフォーム業界を見てきた筆者の「おしゃれリビング=ウィズコロナ時代のリビ充」に関する記述は以上ですが、これらのことを踏まえてもリフォーム会社を1人で探すのは時間的にも労力的にも非常に難しいと思います。

特にリビングのリフォームは打合せに時間が掛かる傾向が有ります。滞在時間の長い場所ですから納得行くリフォームを実現したいですよね。

 

当研究室では、適正価格を判断するために比較サイトなどで複数会社の見積書を取得するのが近道と考えます。

比較サイト・定額制に関する記事は下記を参照ください↓

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最後までお読みくださりありがとうございました。宜しければ他の記事にも目を通して頂ければ幸いです。

皆さまの安心・安全・快適なリフォームの成功をお祈りします。

 

リフォーム総研:Re Soken