こんにちは、今回は「外構リフォーム【おしゃれで快適に】」について、リフォーム業界に30年以上携わっているリフォーム総研:研究員が解説します。
一戸建て住宅の印象は家そのもの外観+外構によって決まりますし、マンションも外構(植栽等)により付加価値が高まります。
言うまでもなく外構は住宅の重要な要素ですが軽視される事が多い事も事実です。
住宅内リフォームもそうですが、外構もアイディア一つでおしゃれに安く仕上げる事もできます。
この記事を「おしゃれで快適な外構作り」に役立てて下さい。
順番に解説します。
外構リフォーム
門扉
タイプとしては、両開き、片開き、親子門、折り戸、アコーディオンなどあります。
アコーデオンなどはカーポートを兼ねた場合が多いですね。
材質はアルミ形材、アルミ鋳物、木製、樹脂系、アイアン、複合型などが有りますが、アルミ形材が主流でしょうか。
中が見えるタイプ、見えないタイプ様々ありますが、住宅の入口ですから慎重に選びたいところです。
ポスト・表札
ポスト・表札・照明が一体化した機能門柱がおすすめですが、照明は基本的に電源工事が必要となり、後付け設置が難しい場合も有ります。
そうした場合は後述するソーラーライトと組み合わせもアリですね。
また、宅配ポスト一体型のタイプもあります。
照明
玄関先や庭先、住宅の外観を輝かせるエクステリア照明をご紹介しています。
住人に、ゲストに、行き交う人に、ココロ動かすあかりを提供します。
上手いキャッチコピーですね。
確かに夜道を歩いていて、おしゃれな外構照明の住宅・マンションにはココロ動かすものがあります。
昼間の家の印象が良くても、夜の印象でガッカリする事例はとても多いです。
予算をかけずに印象を変える事も出来ますので参考にして頂ければと思います。
※ソーラーライト
外構照明を設置する際、原則的に電源が必要ですが、ソーラーライトなら電気工事する事無く設置可能です。
メンテナンスフリーも良いですね。耐用年数に若干の不安も有りますが、この価格なら納得でしょう。
手摺・スロープ
以前の記事でも書きましたが、人間誰でも老いてくるものです。
足腰が弱ってくると階段の上り下りも億劫になり、それも一因で外出する機会が減る事もあります。
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設置可能なスペースがあるようでしたら、手摺の設置を是非ともおすすめします。
補助金の対象にもなるはずですから、ケアマネージャーさん、リフォーム会社担当者に確認して下さい。
公共の建物や公共が利用する場所ではないので必ずしも遵守する必要は無いのですが、記憶に留めておくと良いでしょう。
「1/15勾配」⇒階段1段23cmだとしたら3m45cmのスロープが必要となります。公共施設の入口の壁際に長いスロープが有るのはそうした事が根拠となっています。
本来ならスロープの設置もしたいところですので住宅の敷地に余裕が有れば考えておいた方が良いと思います。
引用:ダイワハウス
カーポート
新築時からカーポートを設置する例が殆どですが、後付けで設置する事も可能です。
面積・用途地域などにより増築となるケースも多く10㎡を超えれば確認申請が必要な場合も有ります。
建築面積に加算されれば微々たるものですが固定資産税がアップします。
相談の段階からリフォーム工事会社に確認して下さい。
サイクルポート
「はじめからサイクルポートも設置しておけば良かった」そう言って相談に来られるお客様も意外に多いです。
意外な盲点かも知れませんね。
考え方はカーポートと同様ですが、小面積でしたら確認申請までは必要ないと思います。
相談の段階からリフォーム工事会社に確認して下さい。
フェンス
「お隣さんが引っ越して建売住宅建てたんだけどウチのリビングがお隣さんから丸見えになって」という相談も以前受けた事があります。
個人的には後から建てた方が目隠しを設けるべきだと思いましたが、建売住宅会社に相談しても聞き入ってもらえなかったそうです。
フェンスのトラブルは意外に多いようでLIXILでも特集していました。
フェンス設置で注意するべき隣人トラブル 引用:LIXIL
アプローチ
門扉から玄関までの素敵なアプローチ、駐車スペースを兼ねた格好良いアプローチ憧れますよね。
土地に余裕が有れば様々なアイディアで魅せる事の出来る空間です。
引用:ダイワハウス
ウッドデッキ
ペットリフォームでも触れましたが、外構工事の中でも人気アイテムの一つです。
デッキチェアでのんびり過ごすひと時憧れますね。
屋根を設けた場合など増築となる可能性も有りますのでリフォーム会社に相談して下さい。
引用:LIXIL
サンルーム・テラス
このクラスになると増築になりますが、庭に余裕があるなら憧れますね。
友人を呼んでガーデンパーティーなんてライフスタイル羨ましいです。
増築する際の工事のキモは母屋と接点となる部位の雨仕舞が最重要課題です。
内装がメインのリフォーム会社だと、そうした事例のノウハウが殆どありません。
施工事例の多い会社に頼んだ方が安全です。
引用:LIXIL
物置・ストックヤード
家の中に置きたくないかさばる物の収納場所、ゴミなど匂いが気になる物の置き場として、またペットの洗い場、もちろん洗濯物干しスペースとしても大活躍のストックヤード、土地に余裕が有るなら設置を検討しましょう。
引用:LIXIL
見た目は無骨ですが家の裏側などにスペースが有れば設置したものです。
但し、基礎とは言わないまでも、地固めをしてブロックを水平に設置する必要が有るのでDIYはおすすめしません。
ガーデン
様式だけでも、和風庭園、イングリッシュガーデン、フランス式ガーデン、ロックガーデン、ドライガーデン、リゾートガーデンなど数えきれないほどあることから見ても、世界中の人々がガーデンを愛している事がわかります。
庭園の手入れが行き届いていると芸術と言って差し支えないと思いますし精神的に落着きます。これも人間の本性なのでしょうか。
一戸建て住宅のガーデンは塀の内側で人目に触れない事が有りますが、マンションの外構は公開空地になっている事も多く誰でも見る事が出来ます。
ちなみに、マンションの外構・掲示板・ゴミ置き場を見ればそのマンション住民の管理状態・関心度が分かると言われています。
もっとガーデンに注力した方が良いと思われるマンションも多いので、管理組合の理事をされている方は資産価値を高める意味でもガーデン・植栽に注力された方が良いと思います。
引用:日本園芸協会
30年以上リフォーム業界を見てきた中で「外構リフォーム【おしゃれで快適に】」に関する記述は以上となります。
外構に関しても内装同様にリフォーム会社を1人で探すのは時間的にも労力的にも非常に難しいと思います。
当研究室では、適正価格を判断するために上記の比較サイトなどで複数会社の見積書を取得するのが近道と考えます。
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読者みなさまの安心・快適な外構リフォームの成功を願っております。
最後までお読みくださりありがとうございました。宜しければ他の記事にも目を通して頂ければ幸いです。
リフォーム総研:Re Soken